西郷隆盛の2人目の妻である愛加那(あいかな)。

 

心から尊敬する島津斉彬が亡くなり、幕府に追われ、同志も亡くして打ちひしがられていた西郷は、奄美大島に身を隠します。

 

そこで出会ったのが愛加那(あいかな)です。
西郷は愛加那に支えられ、次第に自分を取り戻していきます。

 

今回は愛加那(あいかな)について学んでいきたいと思います。
どうか最後までお付き合い下さい。

 

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愛加那(あいかな)とは

愛加那は奄美大島の名家に5人兄弟の4番目に生まれました。
裕福な家柄で、砂糖作りを行っていました。

 

愛加那

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/


その頃の西郷は同志であった月照と心中し、自分だけが生き残ってしまったという悲しみや、月照を救えなかった後悔の念で疲れ果てていました。
西郷隆盛と月照の本当の関係と心中の理由【西郷どんで注目】

 

藩としては幕府の目もあるため、西郷を城下に置いておけない状況でした。
西郷は菊池源吾という名前に変えて奄美大島に行っています。

 

はじめは島民も西郷も打ち解けない関係でした。
鹿児島から来る者は乱暴者が多いという島民の印象もあり、大柄な西郷は島民からすると恐かったと想像できます。

 

西郷としても、奄美大島は琉球の文化が強く、馴染めなかったようです。

 

しかし、役人が島民を困らせていることを目にした西郷は、人助けに一肌脱ぎました。
ここで持ち前の困っている人を放っておけない性格がでました。

 

そうして西郷と島民は次第に打ち解けるようになります。

 

島妻(あんご)

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奄美大島には島妻(あんご)と呼ばれる決まりがありました。
島にいるときだけの愛人を意味します。

 

西郷は島に来て10ヶ月ほどで愛加那と出会い、結婚することになります。
西郷31歳、愛加那23歳の頃です。
結婚生活は2年半ほど続きました。

 

西郷は人前でも愛加那に触れるほどふたりは仲が良かったと言われています。
ふたりは一男一女を授かります。

 

長男菊次郎は後に外交官、京都市長などを務めて活躍します。
また、西郷家の使用人熊吉が西南戦争で菊次郎を助けたという逸話があります。
熊吉は西郷どんの最大の理解者!命をはって息子菊次郎を守る

 

長女菊草がお腹の中にいる頃、西郷に鹿児島に戻るよう命があり、出産の時は島にいませんでした。
藩法により島妻は連れて帰れないという決まりになっていました。
菊草は大山巌の弟である大山誠之助と結婚しています。

 

西郷は一度鹿児島に戻り、上洛するなどの働きをしますが、島津久光とそりが合わず、再度島流しになって沖永良部島に行きます。
西郷隆盛の生涯の知りたいポイントを紹介-妻・子孫、名言も

 

二度目の島流しから戻る際、西郷は奄美大島に立ち寄り4日ほど家族と一緒に過ごしたといいます。
この時が西郷と愛加那の別れでした。

 

菊次郎と菊草は後に鹿児島に呼び寄せ、西郷は再会しています。
ふたりは3人目の妻西郷糸子に育てられることになります。
西郷糸子(岩山糸)【英雄西郷隆盛を支えた妻とは】西郷どんは黒木華

 

愛加那は農作業をしているところ倒れて65歳で亡くなっています。

 

西郷どんの愛加那役は二階堂ふみさん

大河ドラマ西郷どんでは、二階堂ふみさんが愛加那役を演じます。

 

過去の大河ドラマ翔ぶが如くでは石田えりさんが演じました。

 

原作の林真理子さんは愛加那にスポットを当てることを話しております。
鈴木亮平さんが演じる西郷との共演が楽しみです。
西郷どんの原作あらすじと脚本の魅力を西郷ファンが徹底分析

 

最後に

西郷にとってはつらい時期を救った愛加那。
知り合いもいない島で暮らす西郷、もしかしたら素の西郷を一番見せた相手は愛加那だったかもしれません。

 

明治に入り、3人目の妻である糸子から鹿児島に来るように声をかけられたこともあったそうですが、奄美大島から出ることはありませんでした。
島の女性である強さと、糸子への気遣いを感じます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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