西郷隆盛は3回結婚していますが、3人目の妻西郷糸子(岩山糸)

 

夫は忙しくなかなか家には帰ってこない中大家族の西郷家を支え、もともとあった借金をやりくりして返済する。
家は狭くても夫婦仲良く、次々に夫隆盛の元に訪れる客人をもてなし、料理上手で明るい妻。

 

少しまとめましたがいかがでしょうか。
素敵な女性です。

 

一方で西南戦争によって英雄の妻から国賊の妻になってしまいます。
それでも気丈に明るく振る舞い、力強く生き抜きます。

 

今回は魅力あふれる西郷糸子(岩山糸)の生き方を学んでいきたいと思います。
どうか最後までお付き合い下さい。

 

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西郷糸子(岩山糸)とは

糸子は5人兄弟の真ん中で育ちます。
西郷家よりずっと良い家柄に生まれました。

 

西郷糸子(岩山糸)

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/


体格は細身で西郷より16歳年下です。

結婚したのは西郷が37歳、糸子が21歳のときです。

 

西郷は3回目の結婚ですが、糸子も2回目の結婚でした。
1回目は名家の海老原家に嫁いでいます。

 

西郷はこの結婚に積極的ではなかったですが、仲介人が糸子を西郷の家に連れてくるなどして、少々無理やり縁談がまとまります。

 

一度目の結婚で自分が家にいれないのに家族の面倒を見させるかたちとなり、相手の須賀に迷惑をかけたので、同じように糸子にも迷惑をかけることを恐れたと想像できます。

 

媒酌人は小松帯刀がつとめました。
【小松帯刀が示す大切なもの】西郷どん、大久保利通を支えた家老

 

ふたりは1864年に結婚しています。
詳しい方は気づかれるかもしれません、薩長同盟の前の年です。
西郷が相当多忙であることが想像できます。

 

糸子は懸命に西郷家を支える

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予想通り家を不在にすることが多かった西郷ですが、糸子は懸命に西郷家を支えます。
倹約家でしっかり者の糸子のおかげで西郷家にあった借金も返済するようになります。

 

料理上手で、お互い思いやっていたこともあり、ふたりはとても仲の良い夫婦であったようです。

 

3人の子供も産みます。
長男寅太郎(とらたろう)、次男午次郎(ごじろう)、三男酉三(ゆうぞう)

 

糸子は西郷が奄美大島で結婚した愛加那(あいかな)との間の子である、菊次郎と菊草も後に引き取り育て上げます。
西郷隆盛の生涯の知りたいポイントを紹介-妻・子孫、名言も

 

また、愛加那(あいかな)に仕送りを続けたといいます。
いくら相手を気遣っても、自分の家も生活が大変なのに仕送りを続けるというのはなかなかできません。

 

英雄の妻から国賊の妻に

明治に入り鹿児島に戻った西郷は、600坪を超える土地を購入します。
ようやく狭い家から解放され、糸子も嬉しかったでしょうか。

 

糸子の母なども含めた大人数で日当山温泉に行ったことが記録されています。
糸子にとって至福の時間だったのでないかと想像します。

 

英雄である西郷には次々に来客が訪れますが、糸子は手厚くもてなしたといいます。

 

そんな落ち着いた生活も長くは続かず、西郷は再び政治の世界に戻り、その後西南戦争が起きます。

 

戦争中も熊吉に着替えを運ばせるなど、西郷を気遣っています。

 

糸子は国賊の妻という状況になりますが、気丈に力強く子供たちを育てます。
心配した親戚が香典を渡されますが、糸子は受け取らなかったそうです。

 

息子の結婚式のために上京し、そのまま東京で暮らすことになります。
最期は次男の午次郎と一緒に暮らし、80歳で亡くなります。
東京に来ても質素な暮らしぶりは変わらなかったといいます。

 

上野恩賜公園の西郷隆盛の銅像を見て

西郷の名誉が回復されると、銅像が造られました。
有名な「上野の西郷さん」です。

 

お披露目の際、糸子は「夫はこんな人ではなかった」という主旨の言葉を大きな声で言ったようです。
大河ドラマ西郷どんの一話でも出ていました。

 

ラフな浴衣姿で犬を連れている銅像ですが、西郷は服装に厳しいところがあり、夫はこんな恰好で外を歩くような人ではないというのが真意だったようです。

 

坂本龍馬も賞賛する糸子

坂本龍馬が薩摩を訪れたときに、西郷家に宿泊しています。
その際糸子がお世話をしております。

 

龍馬は糸子を賞賛する内容を手紙に残しています

 

大河ドラマ西郷どん

大河ドラマ西郷どんでは黒木華さんが演じています。

 

幼少頃から西郷と接しており、青年になった西郷を糸子が恋する様子が描かれていますが、それはドラマの脚本です。

 

黒木華さんが演じる糸子はイメージとぴったりな気がします。これからが楽しみです。

 

最後に

糸子の支えがなければ西郷は自由に奔走できなかったかもしれません。
精神的にも糸子がいたから安心して国事に向かえたと感じます。

 

また、人一倍優しかった西郷です。
人には見せれない顔もあったと想像できます。
そんな人間西郷隆盛を丸ごと愛したのが糸子であった、そう伝わってきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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