初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文。
今回は伊藤博文の妻と子孫に迫ってみたいと思います。
どうか最後までお付き合い下さい。
伊藤博文の生涯や功績についてはこちらで詳しくまとめていますのでご覧ください。
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伊藤博文の妻
伊藤は二度結婚しており、二男四女の子供がいます。
養子も一人とっています。
すみ子
最初の妻はすみ子といい、松下村塾で同門の入江九一、野村靖の妹です。
1863年から1866年まで幕末に結婚して離婚しました。子供はいません。
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伊藤梅子
二度目の妻は伊藤梅子です。
下関で芸者をしていた女性で、長女貞子、次女生子を産みました。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/
女好きで有名な伊藤でしたが、一切文句を言わなかったそうです。
出世していく伊藤の相応しい妻になろうと、文字や英語の習得、和歌なども習いました。
婦徳の鑑と称される女性でした。
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伊藤博文の子供
長男伊藤文吉
伊藤家の女中との間の子で、内閣総理大臣秘書官、外務書記官、貴族院議員などを歴任しました。
また日本鉱業(株式会社ジャパンエナジーの前身)の社長も務めました。
二男伊藤眞一
新橋の芸者との間の子です。
長女貞子
梅子との間の子で、幼い頃に亡くなりました。
次女生子
梅子との間の子で、衆議院議員、内務大臣などを歴任した末松謙澄と結婚しました。
三女朝子
伊藤家の女中との間の子で、ルーマニア公使の西源四郎と結婚しました。
朝子は多くの子孫を残しています。後程ご紹介します。
四女大竹澤子
庶子との間の子です。
養子伊藤博邦
井上馨のお兄さんの子供で、伊藤の養子となります。
井上馨の先見の明と資金調達力!鹿鳴館や帝国ホテル、三井物産を創立
貴族院議員、日本銀行監事や複数の団体の会長などを務めました。
現在もその血筋は受け継がれる
西源四郎と朝子の二人の血筋が現在にも続いています。
二人の子や孫は諸外国の公使や大使を務める家柄に嫁ぎ、海外に関心が強かった伊藤の血が反映されたのかもしれません。
松本十郎
衆議院議員、防衛庁長官を務める松本十郎に嫁いだのが、伊藤のひ孫にあたる松本悦子です。
松本剛明
松本悦子の息子が松本剛明です。伊藤の玄孫にあたります。
衆議院議員で、民主党管直人内閣の頃外務大臣を務めました。
藤崎一郎
伊藤の玄孫にあたります。
外交官を務め、アメリカ合衆国駐箚特命全権大使など要職を歴任しました。
日米協会の会長 学校法人北鎌倉女子学園理事長なども務めます。
最後に
近代日本の基礎を創った伊藤博文の子孫は今も活躍されていました。
一方で当時の人物としてはそこまで多くの子供を残したとは言えないかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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