峯田和伸が「いだてん」で演じる清(せい)さん～【心を熱くする男】

 

清さん（せいさん）。
大河ドラマ「いだてん」に登場する人力車夫です。

 

配役はバンドマンであり、俳優である峯田和伸（みねたかずのぶ）さんです。

 

歌っても、演技をしても「峯田和伸」からは圧倒的な温かさを感じ、真っ直ぐに心を打つメッセージがあります。

 

今回はそんな峯田和伸さんが演じる清さんについて紹介していきます。

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清（せい）さんとはどんな人物？

清さんは浅草で人力車夫をする男で、いだてんオリジナルの人物です。
回が進むにつれてはっきりしてくるかと思いますが、実在する人物は見つかりませんでした。

 

清さんについて、NHKでは次のように紹介されています。

孝蔵とは腐れ縁で、兄貴分として何かと面倒を見る。脚力自慢が高じて、日本初のオリンピック予選に潜り込み、金栗四三と知り合う。東京中を走り回って、金栗と孝蔵を結びつけるキーパーソン。

引用：6.nhk.or.jp

 

美濃部孝蔵(のちの古今亭志ん生)の兄貴分が清さん

出演：oricon.co.jp

孝蔵とは、後に第5代古今亭志ん生と名乗る落語の神様と呼ばれる落語の大名人です。
本名を美濃部孝蔵といいます。

 

清さんはそんな美濃部孝蔵の兄貴分、、、凄い役ですよね！

 

美濃部孝蔵役は森山未來さんが、落語家今亭志ん生の役はビートたけしさんが演じられます。

関連記事：古今亭志ん生の生涯！落語の神様の名言や逸話～いだてんはビートたけし

 

美濃部孝蔵の兄貴分という紹介ですので、おそらく森山未來さんと一緒に登場するシーンが多くなりそうですね。

 

そしていだてんの主人公である金栗四三と美濃部孝蔵を結びつける役目ということですので、かなり重要な役です。

 

金栗四三は日本初のオリンピック選手となるマラソンランナーです。
関連記事：金栗四三のマラソンに捧げた生涯！箱根駅伝創設者！年表や名言、子孫は

 

清さんは嘉納治五郎とも関係が？

清さんは人力車の仕事で、日本がオリンピックに参加する際に大きく貢献した、柔道の父と呼ばれる嘉納治五郎をフランス大使館にのせて連れていくシーンがあるようです。

 

嘉納治五郎はアジア初のIOC委員に選定されており、そのことがきっかけで日本はオリンピックの仲間入りをしていきます。

 

その当時のIOCのトップがフランス大使館を通じて伝達されました。
ですので、オリンピック開催関係のことで嘉納治五郎と清さんは顔を合わせるのかもしれません。

関連記事：【柔道の父】嘉納治五郎の偉大さ！名言や子孫は？熱い生き様と死に様

 

清さん役の峯田和伸(みねたかずのぶ)さんについて

銀杏BOYZ（前身GOINGSTEADY）のボーカル

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まず峯田和伸さんと言えば、銀杏BOYZ（前身GOINGSTEADY）のギターとボーカルで活躍するバンドマンとしての顔です。

 

青春パンクとしてGOINGSTEADYを結成し、10代～20代を中心に圧倒的な支持を受け、大人気インディーズバンドとして話題となりました。

 

人気絶頂の2003年にGOINGSTEADYを解散し、同年に銀杏BOYZを結成して現在も活動を続けています。

 

根強いファンも多く、芸能人も多数ライブで目撃されています。
リリーフランキーさんなどもファンの一人です。

 

GOINGSTEADYが2000年頃ですので、当時のファンは30代～40代になっていますね。
私もその一人です(^^)

出典：rockinon.com

俳優としての峯田和伸さん

そんなバンドマンとして成功する峯田和伸さんですが、銀杏BOYZを結成した2003年、宮藤官九郎さんが脚本を手がけた「アイデン&ティティ」で映画デビューします。

 

今回のいだてんの脚本も宮藤官九郎さんですので、峯田和伸さんの演技を評価している可能性が高いですよね。

 

峯田さんが俳優として注目を集めたのは、2017年のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でした。
主役の有村架純さんのおじさん役として出演し、高い評価を得ました。

 

そして今年、民法のドラマに初めて出演した「高嶺の花」。
主役の石原さとみさんの恋人役の「ぷーさん」で大きく話題になりました。

 

これまで峯田さんを知らなかった人からすれば、「この人誰？」、「なんで石原さとみの隣にいるの？」なんて思った人も多かったはずです。
番宣などで石原さとみさんと2人でテレビに出てくるときも多かったですので。

 

結果的には「自然な演技」、「誰にも真似できない」、「他の俳優にない味がある」などと評価されました。

 

大人気バンドマンとして歌詞を書き、自らの声で歌を届ける、そして俳優として主役級の役を演じる。

 

表現者としての「高み」にいるはずの峯田和伸ですが、一切そのような感じは受けません。

 

私は峯田和伸さんの歌も演技も大好きですが、普遍的なことや誰しも抱く感情を、ドストレートに力いっぱい投げ込まれているような気がします。

 

そしてその球筋ははっきりとしているので、こちらも迷わず受け取れる、そんなキャッチボールができるのが、「峯田和伸」という表現者であるように思います。

 

いだてんで演じる清さん、重要人物との関係性やストーリー、そして演技、すべてが楽しみで仕方がありません(^^)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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