美川秀信(みかわひでのぶ)。
大河ドラマいだてんの主人公である金栗四三の親友です。
いだてんでは勝地涼さんが演じられます。
今回は美川秀信についてご紹介させていただきます。どうか最後までお付き合い下さい。
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美川秀信(みかわひでのぶ)とは金栗四三の親友
美川秀信は、主人公金栗四三の親友です。同じ熊本の出身で、金栗とは玉名中学校の同級生でした。
当時は誰でも中学校に通うわけではありません。中学に進学したということは、美川も金栗と同様に優秀な少年であったことがわかります。
中学校を一緒に過ごした2人は、そろって東京高等師範学校(現在の筑波大学)に進学することになります。
金栗四三の生涯についてはこちらにまとめています。
関連記事:金栗四三のマラソンに捧げた生涯!箱根駅伝創設者!年表や名言、子孫は
東京高等師範学校での生活は一年で終わる
熊本の田舎から上京した2人は、都会の雰囲気にのまれながらも、新鮮さや刺激を楽しんだのではないでしょうか。
私も田舎出身ですのでわかりますが、初めての東京は本当に新鮮ですし、しばらくは都会というものを肌でひしひしと感じます^^;
入学して3,4ヶ月経つと、長い夏休みが訪れます。
美川と金栗は、一緒に熊本に帰郷することにしました。
その帰郷の途中、2人は富士登山に挑戦するのです。
しかし準備不足もあり、頂上まで到達することはできずに途中下山しました。
金栗は非常に悔しがり、来年リベンジを果たします。
一人で富士山頂上までの登山を成功させました。
なぜ美川秀信は一緒でなかったかのかというと、実は美川は2年生に進級できなかったのです。
美川は教員になることが嫌になり、学校と勉学から遠ざかるようになったのです。
東京高等師範学校は教員になる人のための学校です。
じゃあなぜそもそも美川は東京高等師範学校に進学したのでしょうか。
はっきりとした記録は見つかりませんでしたが、1つは上京したいという気持ちが強かったのではないでしょうか。美川は新しいことが好きで、好奇心は旺盛だったといいますから、田舎から出たい、東京に行きたいという気持ちが強かったのでないかと思います。
おそらく当時の親は、今以上に安定的な職業を希望したのではないでしょうか。教員もまさにそうですよね。
美川の場合は上京したいが先にきたために入学したものの、やはり本当にやりたいことではなかったので合わなかったということが予想できます。
もう1つはやはり金栗の存在が大きかったのではないでしょうか。
1人で行くのではなく、友達の金栗と一緒というのも東京高等師範学校に進学した理由ではなかったのか、そう思います。
いずれにしても美川は学校を去り、金栗は大変に寂しがったそうです。
この時の富士登山が高地トレーニングを生んだ
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ちなみにこの時の富士登山は大きな意味を持ちました。
金栗四三はこの時、登山とマラソンを重ね合わせ、後の日本で初めての高地トレーニングに発展させたのです。
大河ドラマいだてんの美川秀信役は勝地涼さん
出典:thetv.jp
大河ドラマいだてんでは、勝地涼さんが美川秀信を演じます。
勝地さんはこれまで大河ドラマには篤姫でジョン万次郎役を、八重の桜では山川健次郎役を演じています。
美川は愛嬌があり、お調子者だったようです。
勝地涼さんがどんなふうに演じられるのか楽しみです。
最後に
中学校から高校にかけての友人というのは、切っても切れない仲になりやすく、本当に気が合う友達と出会いやすい時期ですよね。
金栗四三としても美川秀信の存在は大きかったことが想像できます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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