大河ドラマいだてんに登場する、日本人初のオリンピック選手となる三島弥彦(配役は生田斗真さん)。
その三島家の女中役がシマです。杉咲花さんが演じられます。

 

今回はそのシマの役どころやどういった存在なのか、生き方をするのかなどについて紹介していきます。

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「シマ」とはどういった人物か

シマが仕える三島家も、オリンピックに出場する三島弥彦も実在しますが、シマ自体はフィクションの可能性が高いです。いだてんの回が進む中でシマのモデルがわかるかもしれませんが。

 

シマは名家である三島家の女中です。
ただの女中ということではなく、三島弥彦の良き理解者となります。

 

当時の日本はまだ武士の名残りが残る時代です。三島家は非常に立派な武家でしたし、世間的にもスポーツというものへの理解がなかった時代でした。スポーツはただの遊びという風潮でした。

 

三島弥彦は東京帝国大学(現在の東京大学)に進学するほど優秀でしたが、一方ではスポーツが大好きでした。野球にスキー、スケート、相撲、ボートなど、どんなスポーツも超一流に極めるほどスポーツ好きだったのです。

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そんな三島のスポーツ好きに理解を示すのがシマというドラマになっています。

 

裕福な家柄に生まれ、頭脳優秀で将来は有望、しかもスポーツ万能というと、三島弥彦はとてつもなくモテるのではないかと思いますよね!そんな三島にシマが恋するようなことはないのか、そういった好意があったから三島の理解者であったのではないかと想像してしまいます。どのような関係なのかはいだてんでのお楽しみとなります(^^)

 

金栗四三と三島弥彦の影響で女子スポーツの先駆者となる

杉咲花がいだてんのシマ役
出典:natalie.mu

シマのもう1つの役どころとしては、女子スポーツの先駆者となります。

 

三島弥彦は短距離走者としてストックホルムオリンピックに出場しますが、一緒にマラソンで出場したのが金栗四三でした。三島と金栗が日本初のオリンピック選手です。

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そんな三島と金栗という、当時の日本トップのスポーツ選手と間近で接していたシマは、スポーツの魅力にひきこまれ、シマ本人もスポーツにのめり込んでいきます

 

スポーツそのものへの理解が乏しかった時代ですが、女子がスポーツするということはさらにハードルが高かったのです。

 

金栗四三は、女子スポーツの普及に尽力したという功績もあります。
金栗はスポーツは健康な体や心を作ることに大いに役立つことを訴え、様々な活動をしていきます。

 

女子スポーツを普及させたい金栗、スポーツに夢中になるシマ、2人がどのように描かれるのかが注目です。

 

女中がいるほどの名家であった三島家

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三島家は子爵という位を授かる名家でした。

 

三島弥彦の父は複数の県令(県知事)を務め、警視総監に就任した重鎮でした。大久保利通や伊藤博文からも絶大な信頼があったと言われています。

 

兄三島彌太郎は横浜正金銀行頭取(現在の三菱UFJ銀行)を務め、日本銀行の総裁になった人物です。

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そして弟の三島弥彦は日本人初のオリンピック選手!三島家がどれほど凄いかがわかりますね。

 

大河ドラマいだてんのシマ役は杉咲花さん

いだてんでは女優の杉咲花さんがシマ役を演じます。

 

杉咲花さんは大河ドラマは初めての出演です。
NHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で大ブレイクした杉咲花さんですので、過去にも登場している印象がありますね。

 

「湯を沸かすほど熱い愛」で2016年度の第40回日本アカデミー賞で、優秀助演女優賞を受賞されました。その後も数々の賞を受賞しており、今本当に大注目されている女優さんですよね。

 

杉咲花さんの趣味は書道や乗馬ということなので、名門の家柄に仕える雰囲気とぴったりかもしれません。

 

女子スポーツが受け入れられていない時代にオリンピックを目指すというのはかなり険しい道のりです。
そんな生き方を選択するシマ、杉咲花さんがどう演じられるのか楽しみですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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