いだてんの春野先生(はるの) とはどんな人物？配役は佐戸井けん太さん | 明治維新から学ぼう〜坂本龍馬と幕末の志士に魅せられて

春野先生（はるのせんせい）。
大河ドラマ「いだてん」に登場する人物です。

いだてんの主人公である金栗四三の妻となる、春野スヤ（配役は綾瀬はるかさん）のお父さんが春野先生です。
配役は佐戸井けん太（さとい）さんです。

今回は春野先生について紹介していきます。

春野スヤ(綾瀬はるかさん)の父・春野先生とはどんな人？

綾瀬はるかさんが演じる春野スヤは実在した人物ですので、お父さんである春野先生も実在したと考えられます。

春野スヤについてはこちらにまとめていますのでぜひご覧ください。
関連記事：春野スヤ(すや)～金栗四三の妻とは？「いだてん」では綾瀬はるかさん

「実在したと考えられます」と書きましたが、詳しい情報が見つけられませんでした。

NHKのページにも紹介されていましたが、明治時代にはめずらしかった西洋医であったということは確かなようです。

春野先生は熊本県玉名で村民に慕われたお医者さんでした。
当時の地方を想像しますと、おそらく村民は西洋医学というものはほとんど知らないはずです。

春野先生は村民からすると魔法使いのような存在だったのではないでしょうか。
周囲の人々から厚い信頼を寄せられていたことが想像できますね。

また、のちに親戚関係になる金栗四王の父信彦も看取ったようです。
金栗信彦は四三が中学に入る前に亡くなっているので、春野先生からすると、まさかこの人の息子と自分の娘が結婚するとは想像できなかったですよね。

いだてんの春野先生役は佐戸井けん太（さとい）さんです。

もともと、志賀廣太郎さんに決まっていましたが、体調不良とのことで、佐戸井けん太さんが代役として決定されました。

佐戸井けん太さんは劇団「夢の遊眠社」に入団して俳優をスタートしました。
多くの人が一番ピンとくるのが、「踊る大捜査線」ではないでしょうか。踊る大捜査線の魚住二郎役として活躍します。

大河ドラマは4度目で、元禄繚乱（1999年）の月岡治右衛門役、平清盛（2012年）の平盛康役、軍師官兵衛（2014年）の別所重棟役で出演されてきました。

今回はお医者さん役ということですが、佐戸井さんは医師役も複数務められています。イメージありますよね。

当時ほとんど知識が出回っていなかった時代に、西洋医学を習得するというのは非常に大変なことだったのではないでしょうか。立派な先生だったことが想像できますね。

娘の夫が日本初のオリンピック選手になり、そして時代が変わって大河ドラマで自分が演じられるということを、春野先生は想像できなかったのではないでしょうか(^^)

いだてんを通して、春野先生をもっと知れるのが楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。